認知症講座

2008年11月23日 01時20分 | カテゴリー: 活動報告

認知症と付き合う

 〈鎌倉ケアハートガーデン施設長、伊澤義之さんの講座を聞いて〉
歳を取るということはどういうことなのか、認知症の表れ方や介護の目指すものなど、実際に認知症のケアに携わっていらっしゃる伊澤さんの話は切実でした。人ごとではなく自分も当事者になり得るのですから、分かっておくことは大事です。

 認知症は治すことを目指さない。生活し続けることが目標であることや、できることを見ていくと希望が生まれ、心の世界に寄り添うことで穏やかに生活できる。中でも、介護する側よりやってもらう立場にいるほうが心に大きな負担がかかっているという言葉には、人間の尊厳を感じました。介護する人もされる人も、互いに尊重されることが大切ですが、いざ介護となるとやはり戸惑います。
・認知症は家族にとっては受け入れ難いものがあるが、家庭内の調整をし家族で支える。
・介護者の健康が第一。ストレスの軽減と気分転換は絶対に必要。
・制度、仲間、近所など使えるものは使う。
など、介護の組み立ても教わりました。

 現在鎌倉には、認知症対応のデイケア施設は一つです。今後利用者が増えていくと予想されます。鎌倉市としての取り組み・民間の参入・市民事業が担える部分。三つを上手く活かし、介護をする側にもされる側にも配慮した高齢化社会への対応が必要です。