今泉クリーンセンター取材

 21日、雨の木曜日、今泉クリーンセンターに行ってきました。ここにはおよそ3万世帯分の焼却ごみが回収され運ばれてきます。搬入されたごみはその日のうちに燃やすのではなく、2週間分500トンほどピットに貯めていきます。その間焼却炉は停止し、保守点検します。ピットに貯まったごみを大きなショベルで(1回で1トンつかめる)つかみ、焼却炉に入れていきます。4〜6週間燃やし続け、また2週間停止するというサイクルを年間8回繰り返し、約280日稼動させているそうです。

 平成14年から16年にかけてダイオキシン類対策工事を施してあり、排ガス(煙突から出ている)は平成20年度の調査では0.012ナノグラムで、国の基準を下回っていますが、ゼロではありません。工事から5年経過し、今年はダイオキシン類除去のためのバグフィルターを交換するとのこと。その費用だけでも今年度1700万円ほどの予算をとっています。焼却ごみの半減化計画が成功していれば、今頃今泉ではごみを燃やしてはいないはずです。バグフィルターの交換も最初で最後にしてほしいものです。

 ごみを燃やせば灰も出ます。燃やしたごみの量の1割程度は灰になりますが、業者に引き取ってもらい、1200℃以上の高温で溶かし、ダイオキシン類を分解処理した後固めて(溶融固化という)道路の路盤材などに使われています。

 今泉クリーンセンターは、危険有害ごみの集積場にもなっていて、傘は素材ごとにきちんと分けられ、蛍光管は実に整然と箱の中に積み上げられていて、働いている皆さんの工夫が見られました。一つ気になったのは、たんすやテーブルなどの大型ごみが雨ざらしになって置かれていることです。粉砕し処分されてしまうようですが、もったいないですね。

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