認知症の現状

2009年11月24日 19時17分 | カテゴリー: 活動報告

 高齢者の身近な相談窓口として地域包括支援センターができています。鎌倉では現在、各行政区に一つずつ、全部で5箇所設置されています。ほとんどの包括で、お問い合わせの9割以上が認知症に関係するものだとお聞きしました。やはり認知症は深刻な問題になっています。

 認知症は記憶が薄れていく場合が多く、例えば料理や洗濯の手順を忘れてしまう。自宅に帰れなくなってしまうということがあります。また、現実と妄想が交差したり、中には暴力的になることもあります。認知症にはさまざまなタイプがあり、例えばアルツハイマー型認知症の場合は、ご本人に自覚が無いことが多く、進行も緩やかで単調なことなどから、周りも認知症と気づくまでにはかなり時間がかかるそうです。明らかに症状が現れた時には既に進行していることが多く、対応が難しくなります。いつもと様子が少し違うと感じたら、早めに受信することで、症状が改善する場合があります。周りがご本人に上手に寄り添って生きていくことや周囲のケアによって症状が緩和され、進行を遅らせることもできるとうかがいました。

 そうは言っても実際に介護となったら本当に過酷だと、泣きながら話をされた方もあります。ご家族の負担を緩和することも大変重要なことです。認知症対応のデイサービスなどの施設整備も必要です。また、地域包括支援センターを中心に警察や消防署、保険所などの関係機関が連携し、地域の中で支えあいのネットワークをしっかり作っていくことが必要です。