資源循環型のごみ処理政策は後退?

2009年12月12日 20時12分 | カテゴリー: 活動報告

一般質問にて

 鎌倉市の現段階でのごみ処理計画は以下の通りです。
【燃やすごみの4割を占める生ごみを、山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設で下水汚泥と一緒に資源化することで焼却ごみを減らす。そして、老朽化が著しく耐震化もしていない今泉の焼却炉をまずストップする。できるだけ燃やすごみを減らし、それでも出たごみは、当面名越で燃やしていただく。名越も、大規模修繕から7年経っているため近々修繕が必要。生ごみが入らない場合は焼却時に高カロリー化するため、それに対応できる修繕をすることになる。生ごみ資源化の遅延は焼却炉の修繕計画の遅延に直結する。修繕ができなければ鎌倉のごみはどこへ行くのか?他市にお願いする場合、トン当たり2万円。民間の場合は5万円かかると言われている。鎌倉の焼却ごみは約4万トン。安く見ても年間8億円は必要という計算。待ったなしの計画を立体的に組み立てていかなければならない。】

 市長は、今泉と名越にある焼却施設を一つに集約するとマニフェストに書き、今泉の焼却炉は平成25年前後には止め、名越を有力候補として一つに集約すると議会でも答弁しました。しかし、一つに集約するプランは特に持っていないと答え、根拠なき公約であると言えます。

 一方、山崎バイオ施設については一から見直しを掲げています。見直し理由としては、地域で反対の声があること、施設自体に懸念の声があること、100%成功すると自信を持って説明する思いがないことなどをあげました。また、私の質問には「総合的にこれから地域住民の方、もしくはロータスプロジェクトの経緯を含めて判断していきたい」と答えたのに対して、最終日に質問した他の議員には「基本構想基本計画を聞いて、慎重に進めていきたい」との答弁になり、一から見直しより前向きになったのは結構ですが、中4日で答弁内容が微妙に変わっていることに今後の不安も残しています。

 山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設は、今ある条件の中ではベストであるから、自信を持って、国内の先進事例として紹介されるようなものを作ればいいと思います。環境にもいい、先進的なものを作るのだから、国からの補助金をもっともらってくるぐらいのつもりで進めるべきと主張しました。資源循環型社会に向けて、鎌倉のごみ政策が後退しないよう取り組んでほしいものです。