バイオマスエネルギー回収施設part5

観光厚生常任委員会では推進の結論

 鎌倉市議会9月定例会から、常任委員会もインターネット中継が始まりました。陳情に関しては、陳述者の発言部分は、中継外です。

 今回、観光厚生常任委員会には、ごみに関する陳情が2本出されました。「老朽化したクリーンセンターにおけるごみ焼却量をできる限り削減するために山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設の建設を早期に進めることを求めること」についての陳情は、読んで字の如くそのままの主旨です。他方は、「鎌倉市のごみ問題に関し、ゼロ・ウェイストかまくら方針を促進させること」についてです。有料化などでごみの減量化を進め、新規ごみ処理施設建設計画の見直しをマニフェストに掲げて当選した、松尾市長のごみ処理方針を遵守してほしいという内容でした。

 山崎バイオ施設建設に関する議会の意思表示を迫られたわけです。市民も早く決断することを求めています。地方自治体は二元代表制で、市長も議員も選挙で選ばれています。どちらも市民の意思を反映する立場で、対等な関係です。市長がどのような結論を出すのかわかりませんが、観光厚生常任委員会としては、財政面と環境面中心に、多方面から評価をした結果、山崎バイオ施設は進める結論を出しました。24日の最終本会議で採決を取ります。

 市長はこれから、多方面から代替案を検討されるようですが、この段階で明確な自分のプランを出せないようでは、3ヶ月待つ意味がありません。ウルトラCが出るのでしょうか?