食育は学校給食から

2010年10月17日 18時28分 | カテゴリー: 活動報告

顔の見える給食で食育と健康管理

高崎市でいただいた手作りおやきと採りたてきゅうり
高崎市でいただいた手作りおやきと採りたてきゅうり
 学校給食に地場産農作物を積極的に取り入れている、新潟県三条市と群馬県高崎市に視察に行きました。

 三条市は、国民健康保険の経費が増えることを防ぐために、意識しなくても健康でいられるまちづくりを目差し、部局をまたがってスポーツ振興と食育の推進を図っています。より良い人生を送るためには健康が必要であり、市民の健康を総合的にプロデュースする計画です。

 米の消費が減って脂質代謝異常者が増加しているデータから、米食を推進。中でも学校給食は、将来の食習慣に大きな影響を与えるとして、完全米飯給食を実施しています。その効果は、残量が減少し、朝食を毎日食べる子どもの割合が増加、肥満の子どもが減少傾向にあるということです。全庁的な食育推進室を設置し、強力な行政主導による、生産者・市場・JAを巻き込んだ取り組みにより、現在では有機米・野菜・果物・味噌・鶏卵・どじょうなど、地元食材は36品種に増えました。毎月開いている農産物利用促進の打ち合わせで、利用量の調整を行ない、生産者の拡大・育成を行なうことも課題としています。

 一方高崎市では、生産者が孫のためにと学校に交渉したことから、地場産の取り組みが始まりました。おばあちゃんが牽引者です。どちらも、「子どものために」の思いが原動力になっています。地域によって条件が異なりますが、私たちのまちに合った食育ができるはずだと思える元気をもらってきました。