今年の抱負

観光厚生常任委員会始動

 昨年を象徴する漢字は「暑」でした。酷暑だった夏を忘れてしまうような、年末年始にかけての寒波到来。日本各地、大雪に見舞われています。鹿児島でも積雪、鳥取県では高圧線が断線して停電、2万8000世帯に影響が出ました。環境を考える2011年の幕開けです。

 南関東に位置する鎌倉市は、比較的穏やかな天候に恵まれ、身近に山の緑があり、青い海が広がっています。緑に対する市民意識も高く、トラスト団体や公園愛護会・街路樹愛護会など100を超える団体が活動しています。緑保全の意識は、昭和39年の御谷騒動以来、鎌倉市域全体に流れています。広町緑地の保全に向けては、四半世紀に亘る市民の粘り強い活動と、緑地保全のしくみを整えてきた行政、112億円の買取を決定した議会の三者が、気持を一つにできたからこそ成し得た成果です。

 今、鎌倉市では環境問題の一翼を担うごみ行政が混乱しています。議会は、市の行政計画である生ごみを資源化するバイオマスエネルギー回収施設の建設を進める議員が多数を占めています。一方市長は昨年12月議会で、施設建設を中止し、市民や事業者に分別と処理を求めるプランを明らかにしました。本日の「鎌倉市新春のつどい」の挨拶では、今年の市役所のテーマは「挑戦」と言った市長に対し、議長は、箱根駅伝を例に「協調」で乗り越えることを唱えました。意見が異なっていても、とことん議論を尽くすことは大切です。また、市民の皆さんの意見も重要です。

 午後からは、観光厚生常任委員会も始動しました。生ごみ処理機についての調査のため、市民の皆さんにお聞きするアンケート内容・調査日程などを決定。今月中旬以降、委員会としてお近くのスーパーに出向きますので、その折にはどうぞアンケートにご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 市長のプランだけでは、老朽化した今泉の焼却炉を止めることは厳しいと思います。施設建設と市長プランの共存で、燃やすごみは現在の年間約4万トンを半分にすることも可能と考えます。毎日出すごみの問題は、身近な生活課題です。多くの皆さんと情報を共有し、環境を保全・創造する鎌倉のまちづくりを、生活の現場から発信していきます。