鎌倉市の財政はそこまで苦しいのですか?

困窮世帯に何故支援しないの?

 子育て支援については、玉縄・鎌倉エリアでの待機児童解消のための対策が進んでいません。鎌倉地域では、津波対策を考慮した施設整備が急がれます。玉縄地域においては、フラワーセンター用地は補正予算で買い取りに対応すると市長は答えました。しかし、肝心な施設整備についての方針が伺えませんでした。早期の対応が必要です。

 また、認定保育園に通う子どもと認可保育園に通う子どもの保育料に格差があり、認定保育園に通う場合、低所得層では年間50万円を超える負担を強いられているケースがあります。昨年12月議会において、窮状を訴え格差是正を求める陳情を、全員賛成で採択しています。2月議会までには時間がなく、予算提案には間に合わなかったかもしれませんが、本当に困っている人を見過ごすことなく、至急支援すべきことを強く求めました。

 しかし、市長からはよい返事は得られませんでした。来年度に向けて、予算を増やさずやりくりできる制度にするよう検討しているとのことで、全く緊迫感がありません。また1年間状況が好転しないまま、若いママたちに困窮を強いることになります。一日一日必死で生きている人たちのことを、市役所には知ってほしい。生活の現場に目を向け、少数だけれど声を上げた人たちのことをもっと分かってほしいのです。