子ども会館の13センチ傾き問題

2012年7月10日 20時37分 | カテゴリー: 活動報告

6月議会一般質問にて

家庭的な雰囲気の庭付き子ども会館だが・・・
家庭的な雰囲気の庭付き子ども会館だが・・・
 鎌倉市は、国の法律に準じて3年ごとに公共施設の点検を行なっています。大船第2子ども会館・子どもの家は、2011年11月の点検で、川沿いに13㎝も傾いていることが判明しました。しかし、点検した建築住宅課は、今年の4月末まで点検結果を施設管理者の子どもみらい部青少年課に報告せず、ことの重大さがわかっていません。緊急を要するものについては、分かった時点ですぐ個別に報告すべきと指摘しました。市民感覚では当たり前のことですが、言わなければやらない体制は変えなければならないのです。

 さらに三宅の調査で、建物の傾きは2008年にはすでに分かっていたことが明らかになりました。その時には計測まではしていませんが、地盤に問題があると指摘はされていました。にもかかわらず、東日本大震災後、どの部局も何も対応せず、危機感が感じられません。点検したら終わりで、その後の対応は管理者まかせ。縦割り行政の弊害なのか、役所内のコミュニティーが崩壊しています。また、市は2011年度には公共施設白書を作成しました。しかし、点検の結果は反映されず、ここでも放置されました。何を基準に公共施設の再編を行なうのでしょうか。

 速やかに、安全なところへ移転することは当然です。小坂小学校の真ん前にある北鎌倉美術館を活用するよう提案したところ、子どもみらい部はすでに見学しており、大変魅力を感じているものの、予算が課題で断念した経緯があるとの答弁でした。誰がダメだと言ったのか。傾いた建物で過ごす危険性や健康被害を考えれば、これ以上の放置は許されません。

 鎌倉第1子ども会館・子どもの家は、急に新築に向けて進められている中、同じ鎌倉の子どもたちに格差が生じてはなりません。早急に安全確保の対策を取るのが、今まで傾きを放置してきた役所全体の責任です。トップ判断が求められます。