公園を地域のたまり場に再生

 まちを歩いていると、色々なものが見えてきます。大船6丁目の高台にある公園は、眺めがよく掃除も行き届いていて大変気持ちがいい公園です。ストレッチできるように整備してあるのですが、ストレッチングフロアなるところのベンチは朽ちかけており、利用したいと思えるような状況ではありません。近隣の住民に話を聞いたところ、以前は遊具があり子どもたちも来ていたが、市が勝手に変えてしまった。近隣住民で掃除はしているが、今はほとんど誰も利用していない。日陰ができる工夫をする等、住民の意見を聞いてくれればよかったのにと思う。ということでした。

 一方、岩瀬の山のふもとにある公園は、滑り台・ブランコが設置してあるものの、遊具周辺や砂場にも草が生い茂り、公園の入り口には蜘蛛の巣が張っている始末。ここも活用されている気配はなく、せっかくのスペースが生かされていません。

 鎌倉市は超高齢社会に入っています。子どもも高齢者も、人が集う場として、地域のたまり場的に活用できることが求められます。屋根がない公共施設として、これからの公園整備には工夫が必要です。