鎌倉市教育委員長の発言に異議あり

 9月19日開催の鎌倉市教育委員会定例会で教育委員長が委員長報告として発言された内容及びその経緯について、教育委員会事務局から議会に報告がありました

 報告の概要は、9月3日に市長から呼ばれ、教育委員に再任せずということが決まりました。その理由として、市長は市議会で審議案が通らないのではないかと危惧され、具体的に鎌倉ネットと共産党が再任議案について反対するであろうとの発言があった。別途その発言を市長に伝えたところ、具体的な会派名をあげることは言っていないとのことであったと報告されました。

 どうやら言った言わないの争いになっており、真実は闇の中ですが、市長と2人きりのやり取りを、たとえ本当に市長が話したことであっても、公式の教育委員会委員長報告の場で、特定の政党名を上げて発言されたことは適切ではなかったと考えます。

 神奈川ネットワーク運動・鎌倉(鎌倉ネットではない)としては、教育委員の再任については関知せず、まったく事実無根であり、次の定例会で、この発言についての対応を審議していただきたいと考え、教育委員会に申し入れいたしました。教育委員の皆さんには、鎌倉の教育行政を担う立場で、お一人おひとりきちんと判断されることを求めたいと思います。

 また、人事は市長の判断で提案されるもので、再任しない理由を議会のせいにし、責任転嫁することは筋違いです。