行き詰った鎌倉市の子育て施設計画

2013年6月8日 14時58分 | カテゴリー: 活動報告

 鎌倉市議会に、耐震性が極めて低い岡本保育園の建替え、材木座・稲瀬川保育園の耐震工事を緊急に進めるため、補正予算が提案されています。どちらの地域も保育園が不足しているエリアです。

 玉縄地域におけるこれまでの計画では、フラワーセンター描圃跡地に保育園と子育て支援センター等の複合施設を作って岡本保育園はそこに入り、今の園舎は民間に譲る計画でした。また、公共施設の再編整備計画でも、これから新しく整備する施設は、複合化をする方針を示したばかりです。

 しかし、岡本保育園は、耐震性がなく危険な状態であることから、市は、同じ場所で同規模のものを建て直す方針です。新園ができるまでは、別の場所でプレハブを建てて対応するとのことです。では、フラワーセンター描圃跡地の計画はどうなるのでしょう。広い敷地ではありますが、一部フッ素が検出されたことが明らかになったことから、全面利用はできなくなり、複合施設を建てる面積を確保できません。土壌汚染していない部分を県と借地契約を結び、国の「安心子ども交付金」を活用して、民間保育園を建設してもらう方向です。複合化施設はできません。

 また、鎌倉地域においても、元々は、今回耐震工事を実施する公立の2園を統合して、鈴木邸今井邸がある場所に、新施設を建設する方針でした。ここも何年も難航しています。鎌倉地域は津波の危険性があります。エリアにこだわらず、市内全域での施設整備を考えた方が良いのではないでしょうか。