子宮頸がんワクチンに関する意見書提出

 6月20日鎌倉市議会最終本会議で、「子宮頸がん予防ワクチン接種事業の検証と副反応被害者への救済を求める意見書」の提出を議案提案しました。これ以上、子宮頸がん予防ワクチンの副反応に苦しむ女の子を出してはならない。との思いで、接種の一時見合わせを主張しましたが、理解は得られませんでした。自民党議員3人の内2人退席、一人反対し、11対12の賛成少数で否決でした。市議選後初めての議会で、鎌倉市議会が示した意志は、子宮頸がん予防ワクチンの一時見合わせではなく推進です。

 副反応の現実を重く受け止めるなら、検証結果が明確になるまで、接種の一時見合わせを政治決断すべきです。それが、このワクチンを予防接種法に追加指定した国の責任だと考えるからです。鎌倉市議会の場合は、国への意見書提出はなりませんでしたが、定期接種は自治体の自治事務であることから、市独自の対応を検討してほしいものです。野田市は、見合わせとし、希望者には保健センターを通して受けられる道を残しました。市長の政治決断です。野田氏のHPをご覧ください。http://www.city.noda.chiba.jp/index.html