鎌倉市副市長・大谷氏の公務スケジュールは、ずさんな記録

 9月10日の私の一般質問の途中、中澤議員が資料請求の動議を出しました。お出しいただいた資料は、大谷副市長就任以降の公務スケジュール及びタクシーの配車申込書と利用券です。タクシー利用については、公務なのか私的なものに使っているのか、不明なものがありました。不明については、今後の委員会で再度追求します。公務記録が徹底していないことから疑念が生じているものが多くあり、ずさんな体制を改めるよう指摘しました。公務記録を明確に残すことが、不正を予防し、きちんと職務を遂行させることにつながります。要職にあるものの意識が、市役所全体の士気にかかわります。

 資料は有効活用したいと思います。副市長の日々の動向をチェックするには、公務スケジュールは良い資料です。議員だけではなく、市民の皆さんにも是非ご覧いただきたいと思います。お申し出くだされば、いつでもお見せできます。多くの人と情報を共有し、たくさんの目でチェックすることが必要です。疑問があれば指摘してください。議会で質していきます。

 大谷副市長は、国との人事交流でお越しいただいている方です。最初は、政策創造担当という部局を新たに作り、部長に据えました。一方で、鎌倉らしい生涯学習部と景観部はなくなりました。半年後には副市長になりました。さらに、鎌倉市で退職されると、国で働いていた期間も通算して、鎌倉市が退職金を支払うことになります。副市長の3年間の実績は何だったのか、松尾市長は、何の目的で来ていただいたのか皆目わかりません。