戦没者追悼式で、反戦の思い

 11月22日、鎌倉市戦没者追悼式典が行われました。毎年この式典には参列するように心がけています。今日も遺族の方から、亡くなられたお父様のことをお聞きすることができました。3歳の時であまり記憶がなく、お母様に聞いたことが思い出として残っているそうです。

 亡くなった私の祖父も、3人の息子を戦死させていることから、長年遺族会のお世話をしてきました。戦争の影響を直接被った人たちが亡くなり、怖さや悲しみを伝えられる人が少なくなっています。命の尊さを語り続けていかなければなりません。

 今、国会では特定秘密保護法が審議されています。何を秘密にするのか明らかではありません。私たちが知らない間に国防強化に進み、息子や孫たちが危険地域へと向かうような未来などあってはならないことです。隠密裏に進めることをどこまで可能にするのか、いつの時代の日本を取り戻すと言うのか、気持ちがざわめいて仕方がありません。