随意契約は厳正に

2013年12月16日 22時13分 | カテゴリー: 活動報告

 9月議会の2012年度決算特別委員会で、新規事業だった「選挙に関する若年層向け啓発事業・未来鎌倉市」について質問しました。この事業は、30歳以下の若者を対象とし、「自分が市長だったら」という設定で、自分が目指す30年後の鎌倉市についてグループでアイデアを競う企画です。数回グループ討議を実施後、着物のまちが選ばれたそうですが、この啓発事業が投票率を上げることに結びつくのかどうか疑問であり、次年度は見直しが必要であることを指摘しました。その後、事業実施に至った経緯を調査しました。公募型プロポーザルを経て、NPO法人ドットジェイピーに委託しています。しかし、もともとこの企画を提案してきたのはドットジェイピーであったことが分かってきました。持込企画と言われるものです。

 また、この11月に実施された「かまくら想いプロジェクト」は、クラウドファンディングの仕組みを使って、インターネット上から一口1万円の寄付を募り、観光案内版を設置する事業です。11月1日に開始し22日には目標額の100万円に達しました。手数料10%プラス諸経費が引かれます。歳入確保の面で新たな企画であり、参加しやすい利点がありますが、随意契約で一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパンに委託していました。この企画も持込です。

 「自治体運営型通販サイト・Kamakura Sg」は、武雄市ほか2社によるF&Bホールディングス企業連合に、消費税込720万円で随意契約により業務委託しています。今年10月末に開設予定でしたが、9月議会で、この通販サイトについて武雄市民が武雄市を相手に訴訟を起こしていること、支払い不要の消費税を支払う契約を安易に交わしていたことが発覚し、サイトの開設は保留になっています。今日も総務常任委員会でこの契約が問題になり、長く休憩に入っています。偶然か、武雄市は市長が強く教育長に推していた代田氏が再就職されています。

 12月議会で、NPO法人ドットジェイピーと一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパンの代表者が同一人物で、しかも松尾市長と知り合いだったことが明らかになりました。市長とつながりがある事業者に、委託先が偏る傾向が見られます。随意契約は、公平性・透明性・競争性を保ち、厳正な扱いが求められます。