鎌倉福祉祭りで点字体験

 毎年9月初めの日曜日は、鎌倉福祉祭りが開催されます。鎌倉市社会福祉協議会と福祉に携わっている団体による実行委員会が主催です。模擬店・バザーの品も超お買い得価格。車いす・AED・点字と手話の体験ができ、私は点字にチャレンジしました。栞に自分の名前を打ち込みながら、中途失明の方は点字をなぞって読み解くのは難しいという話を聞きました。市の広報や図書館の書籍など、点訳とともに音声入力も広げていく必要があります。

 総合案内のテント横には、宮城県山元町の復興支援で、ガールスカウトの子どもたちが焼き菓子を販売していました。山元町は地震と津波で多くのものを失い、特産品のいちごも犠牲になりました。いちご栽培を復活し、いちご産業が発展していくことを「経済の復興」として目指す町です。私は、イチゴジャムがはさんであるジャムサンドクッキーを買い求めました。復興は始まったばかり。継続的な支援が必要です。