鎌倉市議会44日間の会期延長の影響

 鎌倉市は、予防接種について事務執行に不備があったことは確かで、調査は徹底的にしなければなりません。しかし、議会はタイムリーに決めなければならないこと、報告を受けなければならないことがあります。

 鎌倉市議会の場合は、委員会で条例の制定や改廃・補正予算などの議案の審査とともに、事業について行政からの報告を受けます。私が所属する観光厚生常任委員会では、今回の9月議会では、10月に郵送予定の個人番号カードの交付体制や、生活保護の支給窓口が変更すること、ごみ有料化の実施状況と戸別収集についてのアンケート結果等の報告がある予定でした。

 市民生活に直結する行政サービスについて、予算執行含め遅滞なくチェックしなければなりません。遅れれば、市役所にお任せになってしまいます。また、市民からの陳情7件は、すでに所管の委員会に付託して審査することを決めています。9月議会での審査を求めて提出された市民の思いに応えられませんでした。議会を全て止めてしまうことを避けるべく、もっと努力すべきだったと考えます。