横浜市の小規模保育施設を視察

 20154月から、子ども子育て支援新制度の下で、012歳対象の6人から19人までの小規模保育施設がスタートしています。横浜市は先進的に実施しており、86箇所に増えています。113日、横浜市中山にある「といろキッズ中山保育園」と、市が尾の「りとる・ピッピ」に伺いました。どちらも駅から徒歩2分で大変利便性の良いところにあります。

 といろキッズで、小規模保育施設の最大のメリットについて伺いました。家庭的で子ども一人ひとりに複数の保育士の目が行き届くことです。加えて、保育士間の距離が近いことで、お互いに落ち着いてゆとりをもって子どもに接することにつながっているそうです。課題は、3歳以降の連携園で、幼稚園にお願いしているそうですが、認可保育園の3歳児受け入れ枠をもっと増やす定員構成を望む意見がありました。

 りとる・ピッピでは、保育士の資格がなくてもかかわることができるので、保育の仕事をしながら資格を取る人も出てきたという話を伺いました。また、きょうだい園の横浜認可保育園ピッピ保育園では一時保育を実施しており、一時保育には様々なタイプの子どもが来るため、保育士も経験を積んで育っていくそうです。例えば、配慮が必要な子の対応も分かるようになるということでした。

 時間と経費をかけて大きな施設を整備する時代は終わった気がします。鎌倉市で100人規模の保育所を公設で整備する場合、建設に2億円、運営費に年間1億円かかります。鎌倉市の小規模保育施設は3箇所になりました。認定保育施設から移行した「まんまる保育園」と、岩瀬にある新設の「ハピネス」に加え、モノレール目白山下駅にも新施設が開所しました。NPO等が主体の小規模保育施設は保育士資格の規定は鎌倉市では3分の2ですが、資格がなくても地域の子育て経験を持つ市民がかかわれます。テナントやマンションを利用して、身近なところに小規模保育施設を作り、認可保育園の3歳以上の定員構成を見直すことで十分待機児童対策になると考えます。