関谷小学校で1.038マイクロシーベルト(μS/h)を計測

継続調査を徹底

 神奈川ネットの放射能対策プロジェクトでは、市民の皆さんの「心配」という声を受け、放射能計測を継続しています。6月1日は、座長の太田治代市議が保護者の方と一緒に関谷小学校や七里ガ浜小学校を測定したところ、関谷小学校で最高1.038μS/hを計測しました。鎌倉市教育委員会の基準は、10センチメートルの高さから測定し、毎時0.19μS/h以上の数値が出た場合、土壌や堆積物の除去等を行なうとしています。これまでも側溝や雨どいの下などでは高い数値が出てはいましたが、今回の数値は特段に高いものです。原因は特定できていません。

 一般的には、山に囲まれている地形では高くなりやすいと言われています。関谷小学校・今泉小学校・山崎小学校など、山に堆積したものが雨で流れてきている可能性もあります。セシウムは半減期が30年と言われ、短期間でなくなることはありません。雨で移動するため、慣れてしまうことなく、くまなく継続して測定することが重要です。

 放射能だけではなく、焼却炉から出る大気汚染物質も山に当たって堆積する可能性も否定できません。子どもたちの健康を守ることは大人の責任です。