ネット鎌倉総会と放射能学習会開催

 1月28日(土)の午後、商工会議所でネット鎌倉の総会と放射能の学習会を併せて企画・開催しました。総会では、活動報告として地域での調査活動「高齢者ライフスタイルアンケート」の結果報告と提案を発表しました。今後も、生活の現場を直接訪ね、声を聞いて、課題を掘り起こす活動を地域で展開していきます。新年度方針としては、2013年4月に予定されている市議選に向けて、早々に準備をすることを宣言し了承されました。

 総会終了後の放射能学習会は、ホームページ等でのお知らせにより、43人の参加を得ました。NPO法人市民科学研究所代表の上田昌文さんは、厚生労働省が出した食品の新基準値案について、乳幼児は50ベクレルでは高すぎる。また、放射性物質に対する感受性は個人によって異なるため、大人は10ベクレル以下、子どもは2〜3ベクレル限度に考えた方が良いと話されました。また、野菜については放射線量の目安はついたが、魚は回遊するため未知の部分が多い。魚の種類・生態等の様々なデータを集積し、分析を行なっているので、一定の方向性は明らかになるのではないかということです。

 放射性物質に対する危機意識を持つ市民は多く、引き続き地域で学習会を行なっていく予定です。今求められていることをタイムリーに発信していきたいと思っています。