鎌倉市は、避難所としてミニ防災拠点を24小中学校に開設する体制が出来ています。当日も19時には全校で開設しましたが、急きょ芸術館・武道館・体育館も解放することになりました。避難者に備蓄品の毛布とご飯やシチューなどを提供しました。
観光シーズンには、鎌倉市の人口を超える18万人近い人が訪れます。現行の学校施設に加え、他の公共施設も避難所として位置づけ、備蓄品を整備するとともに建物の耐震化が必要です。私たちも日頃、横浜や東京にも出かけます。そこで被災することも考えられます。防災対策は広域的に行なうことが求められます。
また、今回は2000万円の支出でしたが、緊急時の予算立てが必要です。一般家庭の貯金に相当する財政調整基金を充実させておくことが大切です。