生ごみ処理機についてのアンケート調査実施中

 議会の観光厚生常任委員会では、生ごみ処理機についてのアンケート調査を行なっています。市長が示した生ごみ資源化施設に代わる代替案は、市民や事業者に処理やさらなる分別を委ねるものです。特に市民が行なう生ごみ処理は、現在16.6%の処理機の普及率を平成27年には30%に上げることになっています。30%の目標値が現実的なのか、また年間を通して安定した処理ができるのか、直接市民の声を聞くことが重要です。やってみたけど出来なかったでは、政策にはならないのです。市内5ヶ所のスーパーの協力を得て、連日調査を行なっています。

 鎌倉地域では、庭に埋めているという人がけっこうありました。しかし、夏は虫がわくからやっていないと言う人がいる一方、冬は分解しないし寒いから外に出たくないのでやらないという人、面倒な時は燃やすごみに出すなど、思い思いに行なっています。今は、ごみとして出せるという保険があるから気楽に取り組めていると思います。処理できなくなったらいつでもやめていいということでなければプレッシャーにすぎません。市民の努力を尊重しつつ、安定したごみ処理に努めるのが行政の責務です。