今回の市議選は、議員定数28に対し36名の立候補で激戦でした。地方自治法第91条に、市町村議会の議員定数が人口区分によって定められています。鎌倉市の人口は 約173,000人ですから、「人口10万以上20万未満の市」に属し、34人を超えない範囲内で定めることになっています。
行財政改革として議員定数の削減を言う人もありますが、鎌倉市の定数28は、4つの常任委員会に議員が7名ずつ出る形でバランスがとれています。また、多様な市民の意見を反映することが民主主義で、その間口である議員の数を削減することはするべきではないと考えます。定数削減ではなく、政務調査費の削減や市議会議員年金の廃止をするなどで、鎌倉市の財政改革に協力していくことを提案していきます。