次に、火災が発生した時の訓練で、煙体験をしました。中腰でも周りがまったく見えません。訓練とは言え大変不安を感じました。地面に顔が付くぐらいに這うようにして、ひたすら地面だけを見て進みました。これは体験しないとわからない。
最後に、小学校の空き教室に設置してある備蓄倉庫を見学しました。毛布・食料・炊き出し用の鍋・簡易トイレ・リヤカー・工具類などが準備されていましたが、これで地域住民みな大丈夫というものでは決してありません。やはり、まず自助努力が必要です。災害に備えて日頃から心構えをしておくことが大切だと実感しました。
たくさんの人たちが訓練に参加し、顔をあわせておくこともとても大事なことです。ブロック長の西澤さんが「行政にお任せではなく、地域で、自分達が災害に備えていくことが大切」と言われた通り、地域での助け合いがなにより大切です。自主防災組織の充実は地域の防災力を高め、地域の人たちの命を守ります。