大船駅西口整備に弱者対策を

 大船駅西口は、バス、タクシー、一般車両の出入りが激しく、雨の日には送迎の車がたくさん乗り入れるためさらに混雑します。また、朝の通勤通学の時間帯では狭い歩道に人が溢れ、車道を通っていく人も少なくありません。歩行者と車が交錯し大変危険なところです。西口整備は住民のみなさんから長年にわたり要望が出されていました。ネットも推進してきました。

 さて、その整備計画はようやく具体化し、2011年3月末までには歩行者のデッキ(ペレストリアンデッキ)が完成する予定になっています。西口乗車口階段上から駐輪場に向かい、そこから川を渡ってスカイラークまでのL字状の橋が架かります。併行して、道路の整備も行なわれます。線路側のJRの土地を買い取り、道幅を広くします。線路側がバスの降車場、中央がタクシー乗場、一般車両は河川側で、一時停止ができてその横を車両が通過できるスペースも確保されます。また、駐輪場も既存のところと、スカイラーク跡地にも新設され収容台数を増やす計画になっています。

 整備されても一般車両の流入が増えればまた渋滞を引き起こす結果になりかねません。送迎車両の制限は様子を見て引き続き行ない、障がいがある方の車が駅舎近くに停車でき、車椅子の通行が容易になるようにするなど、ネットは常に社会福祉の観点にたって提案していくつもりです。市はこれから業者を選定していきますが、大船駅西口の整備が安全に計画通り進められるよう注視していきます。