ごみの戸別収集モデル事業開始
10月1日から、鎌倉山・七里ガ浜1.2丁目・山ノ内地域でごみの戸別収集が始まりました。老朽化した今泉の焼却炉を停止するため、焼却量の削減を目的としています。
実施に向けて、対象地区での説明会や戸別訪問を行ないましたが、モデル事業と言いながら、実際は来年10月の全市実施に向けての先行事業です。配布されたパンフレットには先行実施という文言はなく、戸別訪問での対応は、ごみを出す場所の確認をしただけだったと伺っています。短期間のモデル事業と思い、ごみのネットボックスを新たに買ってしまった地域もありました。
現行のごみ処理基本計画では、来年2013年10月から全市で戸別収集を実施し、翌年2014年4月からは有料化を導入する方針です。有料化を見据えての戸別収集であるならば、そのことも含め市民には明確に説明すべきです。戸別収集・有料化ありきの考えで、既成事実的に始めてしまうやり方は感心しません。
ごみ出しの問題は、毎日の生活そのものです。暑い夏のさなか、職員が地域を回り頑張っている姿が見られましたが、大きな変更を行なうにあたっては、市民や事業者にもっと丁寧に説明する必要があったと思います。