鎌倉市教育委員会傍聴記
教育長不在、教育委員1名欠員のまま、10月15日14時から開催された鎌倉市教育委員会は、30分もかからず終了しました。
新たな教育委員長の互選と、教育長不在の間の代行として事務方の教育部長が務めることが淡々と決まりました。教育委員会は5人で構成されています。2人欠けているため、3人の内一人欠席すれば、委員会は成立しません。しかし、今日の委員会ではそのような危機感は感じられず、質疑も意見も出なかったことはとても不思議でした。
今の教育委員の御三方は、教育現場にも行政にも不慣れだと異口同音に言われました。私は、5人の教育委員のバランスを考慮すれば、教育現場に関わっていない人の視点も重要だと思っています。新鮮な目で現場を見ることで、新たな発見があり、課題解決につながることもあります。不慣れならなおさらのこと、現場に頻繁に足を運んでいただいて、見えてきた課題を次からの委員会では活発に議論されることに期待したいと思います。