鎌倉市子ども・子育て会議宛(8/27開催)に提案書を提出しました
2015年度には、子ども・子育て支援新制度が始まります。社会全体で子ども支援、子育て支援を進めていくために、鎌倉市子ども・子育て会議におかれましては、充実した議論を期待いたします。積極的に会議の情報を公開し、多くの市民意見が反映できるようご尽力いただきたく以下提案いたします。
1)子ども・子育て会議をオープンにする:子どもを連れて会議をウォッチンングするのは、支障が多いものです。会議を傍聴するために託児を実施していただき、ありがとうございます。さらに、傍聴席から発言の希望があった場合は、委員長の許可の元に実施できるようご配慮くださいますようお願いいたします。また、議事録の開示とともに、ユーストリームなど経費のかからないインターネット技術を活用し、市民が会議をタイムリーに視聴できるようオープンにしてください。
2)子ども・子育て新制度への理解を深める: 子どもや子育て家庭を支援するための新制度ですが、今のところ当事者に子ども・子育て新制度が十分理解されていない状況です。新たな制度について、市民や事業者向け説明会(学習会)の開催を検討してください。
3)市民意見を反映させる:本年度の子ども・子育て会議は3回しか開催されないと聞いています。子ども・子育て支援計画の作成過程において、ニーズ調査と並行して、意見交換会(タウンミーティング)を開催するなど、子育て世代や地域で子育て支援に関わる団体に対し、会議の経過報告や意見集約の場を作る事を検討してください。また、これらのミーテイングで出された市民意見についても会議にフィードバックできるしくみも検討してください。
4)的確なニーズ調査を実施する:鎌倉市の実態に即した保育計画にするためには、今回のニーズ調査は重要です。アンケート調査の回答者が偏らないように、できるだけ幅広く調査を実施していただきますよう、調査について4点提案いたします。
①本格調査の前にサンプル調査を実施し、回答に要する時間の把握とともに、内容を精査しながら丁寧に進めてください。
②保育園や子育て支援センター等に直接出向き、事業者はじめ関係者にヒアリングを行なってください。
③学習会や説明会を開催する時を活用して実施することも検討してください。
④学童保育の調査については、現状把握が正確にできるよう、調査対象を学齢期に広げてください。