子宮頸がん予防ワクチン接種者全員アンケート実施
子宮頸がん予防ワクチンは、今年4月1日から予防接種法の定期予防接種に指定され、全額を公費負担で接種できるようになりました。それまでは、鎌倉市の場合は平成22年9月1日から任意の予防接種として接種者に助成してきました。
この任意接種の段階で、被害者が2人出ていることがわかりました。6月議会終了直後に情報提供があったそうです。調査を徹底してほしいという陳情の審査の中で、被害に関する資料が提出されました。被害者は、未だに頭痛や疼痛が継続しているそうです。文科省が、30日以上学校を休んでいる生徒を対象に、調査を行ないました。結果、鎌倉市は該当者なしと報告していますが、このような調査では不十分であることは明らかです。
市民健康課が、子宮頸がん予防ワクチン接種をした3060人を対象に、接種後の体調変化について、すでに報告があった二人も含め、アンケート調査を行なうことになりました。以下に添付します。10月3日に発送しているはずです。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2013/documents/20131003-5.pdf
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2013/documents/20131003-6.pdf
担当課長に私も要望してきたことですが、この結果をどう生かすかが課題です。正確な被害状況が報告されないままでは、治療の確立もできません。データと鎌倉市の見解をきちんとつけて、厚生労働省に提出し、全国調査へとつなげることが必要です。