東北楽天ゴールデンイーグルス日本一!
日本プロ野球日本シリーズは7選までもつれ、東北を本拠地とする楽天が勝って球団創設9年目で初の日本一になりました。11月3日、最終決戦を地元東北で迎えた楽天は、9回裏、昨日160球投げつつも敗戦投手になったエース田中将大投手がリリーフ。地響きのような歓声を受けてマウンドに上がり、渾身の投球で勝利をつかみ取りました。
3.11の大震災以降、地元でプレーができない日々が続き、2011年4月2日札幌で、12球団チャリティーマッチ時の嶋選手会長の挨拶は、大変心打つものでした。
見せましょう 野球の底力を
見せましょう 野球選手の底力を
見せましょう 野球ファンの底力を
共に頑張ろう東北 支えあおう日本
引き続き4月29日、ようやく地元Kスタ宮城にて試合を開催し、見事に勝利した後の挨拶も、言葉に力がありました。
僕たちは何の為に戦うのかはっきりしました。この1ヶ月半でわかったことがあります。それは誰かの為に戦う人間は強いということです。東北の皆さん 絶対に乗り越えましょう、この時を。絶対に勝ち抜きましょう、この時を。今、この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。絶対に見せましょう、東北の底力を。
田中投手の魂のこもった力投、嶋選手の力を持った言葉、楽天の勝利は、東北の人たちの復興への思いを力強く後押しすることになるでしょう。私たちにできることを改めて考えさせられました。最近小泉純一郎元総理が「脱原発」を声高に主張し始めました。強いメッセージを発信していくことが大変重要です。原発からの勇気ある撤退を!鎌倉市でもできることはあるはず。身の回りからできることは何でもやらなければ、この国は変わらない。