鎌倉市議会の議会報告会・意見聴取会開催
鎌倉市議会では、議会基本条例に基づき、議会報告会を開催することになりました。5月16日には市役所の議会全員協議会室で、17日には大船学習センターで開催し、16日は雨降りにも関わらず17人、17日は20人の市民参加がありました。
4つの常任委員会+予算特別委員会の報告を行い、その後6人程度のグループに分かれて、意見をお聞きしました。私のテーブルでは、
・情報公開では黒塗りの部分が多すぎる。行政に都合の良い資料しか出てこない。何故公開できないのか疑問だ。
・市の計画書を入手するためには代金を支払うことになっているが(例えば公共施設の再編計画は2000円)、無料で配布して市民の意見を多く聞いた方がいいのではないか。また、審議会によって傍聴の資料は無料配布のところと、貸与で持ち帰る場合は有料になるところがある。
・一般質問や代表質問は議員のパフォーマンスであり、議会だよりに多く紙面を割くより、議決案件や陳情審査の過程を詳しく書いた方が、議会での議論がよくわかる。分かりやすい議会になってほしい。
・新焼却炉の候補地選定に代表されるように、町内会等の代表は知っているが、多くの住民が知らない間に決められていくことが多い。発表の仕方・進め方に問題がある。
・ごみの減量化など、職員は説明する立場でかわいそうに思う。議会が議決して決めるのだから、議会はしっかりしてほしい。
・今回の議会報告会は、facebookで知った。市政のことを知りたいと思ってきた。是非継続してほしい。説明には、映像とか図表を使うとわかりやすくなる。
等、建設的なご意見が出て、共感できる部分がたくさんありました。また、議会基本条例で議員間討議ができるようになったことや、議会報告会の開催を評価する声もいただきました。議会を身近に引き寄せることや行政の公開度を上げる取り組みを進め、いただいた意見を政策提案として市政に反映できる議会運営を行なっていきたいと思います。