戸別訪問の解禁を

県議選が終わって1週間後、4月14日から始まった一般市の選挙応援に行きました。神奈川ネットの候補者は、生活の課題は政治につながっていることを、自分の生活や関わってきた活動から具体的に訴えました。生活に身近な地方議会こそ女性議員を増やすべきだと改めて実感しました。

候補者は、紙媒体での広報・SNSの活用・街頭活動・電話かけなど、公職選挙法に基づいて活動します。日本の場合は戸別訪問は禁じられていますが、候補者の考え・政策や人となりをより多くの人に知ってもらうためには、直接お目にかかり対面で話をすることが大切です。また、困っていても声を出すことができない人に向き合い課題を発見することにつながります。人の声に耳を傾け、寄り添い、解決するために政策立案することが議員には求められます。

投票率が低迷し、政治への関心が高まらない現状は、市民サービスの低下を招きかねません。生活者の声が届かないからです。有権者一人ひとりが責任をもって候補者を選ぶために、選挙活動における戸別訪問解禁の議論を進めることが必要だと思った選挙でした。