お隣の藤沢市では2007年10月にごみ処理の有料化を導入しました。そして20%の削減に成功し、5つあった焼却炉を4つに減らすことができたそうです。将来は2つの焼却施設と生ごみ資源化施設で対応していく計画を持っています。有料化のお金を環境基金として積立て、生ごみ資源化施設の建設に当てるということです。市民が支払ったお金をどう使うのかを明確にし、将来のビジョンを描くことは大切です。
ごみは責任を持って処分する時代になったことを認識し、私たちはごみになる物はできるだけ買わない、物を大事に使うといったライフスタイルを心がけていくことが大切です。また、事業者にはごみの分別を徹底し、レジ袋やトレイなどを減らして排出抑制をしていただくことを求めていきます。発生元である企業にはごみになるものを作らないことが当然求められます。市民も行政も事業者や企業も、それぞれの立場でごみ問題に取り組み、環境に負担をかけない社会を目指したいと思います。