鎌倉市でも、保育園や子どもの施設・小学校で放射線量の調査を始めています。市の調査でも深沢保育園と岡本保育園・あおぞら園から少し高い数値が出たため、早速園庭の表土を剥ぎ、袋に詰めて子どもが近付かないところに一時的に保管しています。
先日7月7日、衆議院の議員会館で行なわれた放射能除染の講演会に参加しました。東京大学の児玉龍彦先生は、幼いほど放射線の影響を強く受ける。特に妊婦や乳幼児は要注意。保育園でも雨どいや滑り台の下などは数値が高く、ミニホットスポットが存在する。高圧洗浄で流すこと、土を剥ぎ取ることで対処できる。汚染された土は穴を掘って埋め、0.1μ㏜/hを超えないようにすることが大切と話されました。
3月15日と30日に各地で高い放射能が観測され、この時に溜まったものが問題になっています。まず保育園幼稚園からくまなく測定し、ホットスポットを探すことが重要です。気になるところは早く取り除いて、子どもが接触しないようにすることが求められます。