総会終了後の放射能学習会は、ホームページ等でのお知らせにより、43人の参加を得ました。NPO法人市民科学研究所代表の上田昌文さんは、厚生労働省が出した食品の新基準値案について、乳幼児は50ベクレルでは高すぎる。また、放射性物質に対する感受性は個人によって異なるため、大人は10ベクレル以下、子どもは2〜3ベクレル限度に考えた方が良いと話されました。また、野菜については放射線量の目安はついたが、魚は回遊するため未知の部分が多い。魚の種類・生態等の様々なデータを集積し、分析を行なっているので、一定の方向性は明らかになるのではないかということです。
放射性物質に対する危機意識を持つ市民は多く、引き続き地域で学習会を行なっていく予定です。今求められていることをタイムリーに発信していきたいと思っています。