鎌倉市環境基本条例は条例違反だった?

 「条例の施行日と計画策定日が同日でなければならず、計画が間に合わなければ条例違反になる」とした鎌倉市の法制担当の見解について、国の法律なども含め、調査・検討しています。鎌倉市の環境の基幹的条例である「鎌倉市環境基本条例」の施行は、平成6年12月27日で、「鎌倉市環境基本計画」は、それから1年以上遅れて平成8年3月(日付は記載していない)に策定されていました。鎌倉市の見解では、1年と2か月余りの期間、条例違反状態だったことになります。(誰が違反者なのか分かりませんが。)

 私は、条例の施行日と計画策定日が同日でなければならないとは考えていません。しかし、鎌倉市の同日案も一つの考え方であると思っています。これは見解の相違ですが、見解の相違に止まらず、法制担当が「条例違反」という強い言葉で表現なさったことは、鎌倉市では市の慣例以外の見解は一切認めないという姿勢を示されたと受け止めています。

 しかし、環境の基盤となる環境基本条例が、施行日の設定に関して、市の意に沿わない条例の作り方をしたことは明らかです。何故なのか、説明は必要です。考え方をすっきりと整理していただき、改めて見解を伺いたいと考えます。

 今回ネットが提案した「省エネルギーの推進及び再生可能エネルギーの導入促進に関する条例」は、委員会で継続審査になっています。議案として提案したものを継続扱いにして結論を長引かせるのではなく、早期に修正案をお出しいただき、会期中にでも結論を出すことが望ましいと考えます。条例の施行日については、3.11から大幅に遅れることがないよう、出来る限り早期に設定したい気持ちはありますが、鎌倉市の慣例に反しない工夫をしたいと思っています。