制度上の理由があるのかと思いましたが、そうではなくて、職員の仕事の都合で、御用納めに合わせていると言えます。師走であわただしい市民(納税者)の立場に立っていないのです。ちなみに、後期高齢者医療の納入期日は、1月4日ということで、国でも配慮されていました。
期日の変更を強く求めるわけではありません。議会で言われたからといって、安易に1月4日に変更すればいいということではないのです。他にも、支払通知書を早く送付することも考えられます。納入日を延期することで得られる効果をデータで検証し、現行のままの方がいいのか判断して、遅滞なく市民が支払いやすくなるよう工夫をするのが市役所の仕事です。
これを問題にしたのは、市役所に市民が合わせればいいという風潮が、鎌倉市役所にあるのではないかという懸念からです。些細なこととせず、今一度、市役所のあり方を見直すきっかけにしていただきたいと思います。