橋下大阪市長の止まらない暴言
従軍慰安婦問題に関しての橋下大阪市長の度重なる暴言に、我慢がなりません。
「銃弾が飛び交う中で命をかけて走っていく時、精神的に高ぶっている集団に休息をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる。」と13日の大阪市役所での記者会見で言い放ち、さらに、5月連休中に沖縄の米海兵隊の司令官に、「もっと風俗業を活用してほしい」「そうしないと海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロールできない」と伝えたと話しました。その後もこういった発言を繰り返しています。
この考え方が大変気に食わないのは、兵士たちをコントロールするためと言って、女性をはけ口とすることを、はばかることなく公然と繰り返し発言する無神経さです。人権感覚の低劣さです。もっと核心は、この人の言うことは、軍隊ありきの理論であることです。何故、銃弾が飛び交う中、命をかけて走ることになったのか。何故、抑圧された兵士たちを作ってしまうのか。
二度と、銃弾の飛び交う社会にしない。戦争によって女性が性の奴隷になるような社会にしない。それが政治の大きな役割りだと私は考えます。