市民と議員の条例づくり交流会議に参加
7月27・28日、「市民と議員の条例づくり交流会議」が法政大学で開催されました。13回目を迎えます。第3分科会で、昨年6月に可決した「鎌倉市省エネルギーの推進と再生可能エネルギー導入促進に関する条例」提案の経緯について報告しました。
分科会の論点の一つは、「予算を伴う条例提案に際しての執行機関との交渉について」で、議会と執行部との関係、議会事務局の役割り等の議論に終始していました。議会改革を進め議会が活性化することが、市民自治になるという論立てですが、その議論の中に市民の参加を進める視点がなかったことは残念に思います。
神奈川ネット鎌倉では、自分が住んでいるまちの今の課題と、解決のために必要なことは何かをタイムリーに捉え、これまで4本の条例を提案してきました。エネルギーの条例は、自治体で原発に依存しないエネルギー政策を行政と市民と事業者がともに進めるためのものです。
鎌倉市では、条例に則り基本計画を策定している段階です。ワールドカフェを開催予定で、ネットの主張通り、市民や事業者の声を反映する機会を設けることになっています。現場では、机上の論理ではなく、市民を巻き込んだ動きが始まっています。