鎌倉市政の腐敗が暴かれている

  9月4日から始まっている鎌倉市議会は、紛糾の連続です。ごみ問題では、市長のごみ処理についてのビジョンがなく、10年先の分別・資源化の種類や新焼却炉では何を燃やすのかが明らかではありません。今分別しているものも燃やしてエネルギーにするのか。それならそれではっきりしてほしい。はっきりするまで、家庭系ごみの戸別収集・有料化は見送るべき。市民は今、自分が分別していることに疑問を抱き始めています。

 また、大谷副市長のタクシーの利用について、三宅が質した結果、今年4月12日(金)20時、公務時間外の私的時間での利用と思われる事案がありました。他にもいくつか疑問がありましたが、公務で使ったかどうか確認できる公式文書がないのは問題です。引き続き会派として、不正利用ではないか委員会で取り上げていくつもりです。大谷副市長は、市長が国とのパイプを強化すると言って連れてきた人です。市長は、行革・行革と言って、全部局に削減を支持し、職員給与も減らしているさなか、これでは職員の士気が下がるというものです。

 さらに、中澤議員の質問で、市長が、議員の質問の言葉をいくつか取り上げ、懲罰にかけられないかと、市の顧問弁護士に相談していたことが発覚しました。市の法制担当職員に反対されたにもかかわらず、強行したこともわかりました。確かに、勢い余った言葉遣いをしていることもありますが、市長が議員を懲罰委員会に掛けることは、議会の自立権を侵害するものです。ご自分も議員の経験者であり、分かりそうなものです。当然公費を使って相談することは不正支出に当ると考えます。相談するなら自費でしなければなりませんでした。浅はかすぎます。

 今日は、10月27日に行われる予定の市長選に向けての候補者説明会でした。松尾市長含め、6人の候補予定者があったそうです。腐敗している鎌倉市を立て直すために、軸足を市民に置き、鎌倉のまちづくりを、市民とともに取り組んでいける市政を私は望んでいます。