鎌倉市長選の対応

 10月20日、鎌倉市長選が静かに始まりました。我が家にも21日に投票用紙が送付され、同日から期日前投票も始まっています。今週は台風の影響で悪天候が続きます。天気だけではなく、心弾ませて投票に行くことができないのは悔やまれます。

 行革が目的化している頑なな現市長を変えるために、会派を超えて、勝てる候補者擁立を目指しましたが、残念ながら決意を固めていただくには至りませんでした。神奈川ネットが推薦・支持を出すことができる候補者はいないことから、自主投票とせざるを得ませんでした。

 現市政の課題は数多くあります。中でも、コミュニケーションを取ろうとせず、調整機能が働いていないことは、今議会の度重なる休憩や、長期間、教育長人事が決まらなかったことからも明らかです。今、市長がしきりと説明会を実施している「家庭系ごみの戸別収集・有料化」について、市は12月議会に「廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例」の改正案を提案の予定です。パブコメも10月31日まで行なっています。しかし、先んじて今議会で、新たな焼却施設のビジョンが明確ではないことから、「戸別収集・有料化を見合わせ」の決議を多くの会派で共同提案し、可決しました。議会内でも意見の一致を見るには、調整のため、時間をかけてかなり努力が必要です。議会と執行機関との調整においては、なおさらです。

 まず、話し合いが必要です。神奈川ネットは、これまでも政策ごとに是非の判断をしてきました。市長は誰であっても、柔軟な議論ができる市政運営となるよう、引き続き市民目線で建設的な政策提案を行なっていきます。

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