子宮頸がんワクチン学習会開催に向けて
11月8日(土)13:00~16:00 鎌倉市役所議会棟2階全員協議会室において、子宮頸がんワクチン学習会が開催されます。主催は、子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部で、神奈川ネットワーク運動・鎌倉市議団がコーディネートしています。
9月議会で、「神奈川県に対し、子宮頸がん予防ワクチン接種後の健康被害者への医療支援を求める意見書」の提出を提案し、全員賛成で可決しました。横浜市が、本年6月1日から被害者の医療支援を始めたことから、全国で同時に医療支援を求める声が上がり、県内では、大和市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市・座間市・海老名市・伊勢原市・横須賀市が続々と可決しました。
被害者の少女たちは、全身の激しい疼痛、運動障害(痙攣、不随意運動、脱力等)、高次脳機能障害(記憶力や知能の低下)などの多様な症状に長期間にわたって苦しめられています。帰り道が分からなくなってしまうため一人で外出すらできない、時が経つほど症状が悪化し、自分の名前さえもわからなくなってしまうなど、認知症と同じ脳の状態になっているそうです。症状は個人によって異なるため、診断できる医療機関は限られています。治療法も手探り状態です。無理をして学校に行っている子も多いとのことです。
当日は、被害者の家族からの話を直接お聞きし、被害症状の表れ方、日常生活、救済の必要性、医療機関の情報など、多くの方と共有したいと思います。学校、特に養護教諭の先生に聞いていただきたいと被害者ご家族の強い希望があります。苦しんでいる少女たちとご家族の救済に向けて、より多くの人が関心を持って取り組むべき課題です。