違憲法案の廃案めざし、雨でも12万人が国会包囲
8月30日、安保関連法案を廃案に持ち込むために、「国会10万人、全国100万人大行動」の呼びかけに、神奈川ネットのメンバーとともに国会に出かけました。大人も子どもも、男性も女性も、老いも若きも、国会を包囲した12万人は、法案廃案!今すぐ廃案!強行採決絶対反対!戦争反対!9条守れ!と一斉にコールをあげました。
私の伯父は、3人戦死しています。一人は戦地で、一人は特攻隊、一番若い人は工業高校の時17歳で通信兵として入隊し、終戦間際に亡くなりました。19歳でした。3人の若い命を亡くした親は、死ぬまで悲しみを引きずります。夜中に台所の隅っこに隠れて、声を押し殺して泣いていたそうです。その親の姿を見てきた幼い家族は、その悲しみを共にし、戦争の経験は声を上げて話してはいけないことだと思って育ちました。戦死者を出した家族の悲しみは、今も癒されていません。
こんな思いをしているのは日本人だけではありません。この国は、世界に向けて平和主義を発信し続け、広げていく国であるべきです。私は、国家の名誉にかけて恒久平和主義を誓った憲法を大切にしたいと思います。