玉縄子どもセンターオープンへ
岡本保育園は、サーモコンクリートを使っていたことで耐震性が低かったことから、建て替えをしました。計画当初は、従来の規模と同等の施設に建て替える予定でしたが、神奈川ネットでは、待機児童がいる中、定員を増やすとともに、玉縄地域の子育て拠点となるよう複合化を求めてきました。ようやく子育て支援センターを併設した玉縄子どもセンターとしての整備が完了し、岡本保育園は10月13日から定員を10人増やして100人の保育を開始します。子育て支援センターは11月4日から運営開始です。10月2日・3日に内覧会が開催されましたので、見せていただきました。
1階が子育て支援センターと0・1・2歳保育室、2階が3・4・5歳と一時保育室とホールになっています。ホールは地域の子育て支援団体も利用できます。一時保育は最大10人預かることができ、利用料は1時間400円に設定されています。短時間就労や緊急時に対応する制度として整備できました。
建物には、子どもが安全に過ごせる様々な配慮がされていました。ドアに手を挟まない工夫や、子どもはいろいろなものをなめるので建材の艶出しにはえごま油で仕上げがしてあるそうです。
玉縄方面は、今年度中にはフラワーセンター苗穂跡地で民間園が開所、岡本2丁目(大船観音向かい)でも保育所整備を進める予定です。鎌倉市の子育てが施設と質の両面で充実するよう見守っていきます。