空地の草刈り
隣の空地の草が繁茂していて困っているという問い合わせがありました。枯草の発火を心配されていました。現地を見ると、ススキが一面に生い茂り、道路まではみ出ている状況で、ごみも捨てられています。
市は、土地の所有者に対策を求める通知を今年は二度出しています。昨年まではきちんと対応されていたそうですが、入院や施設入所、転居等、所有者の生活状況が変化すれば対応できなくなることもあり得ます。
別の場所でも、同じような問題を抱えている話を聞きました。小学校近くで、子どもたちが道を通るときに目の高さに草が覆いかぶさるため危険というので、市に所有者に連絡を取ってもらい、町内会の方たちが土地に入る許可を得て、ボランティアで草刈りをしているケースです。
空地は市内300を超え、そのうち市が所有者に連絡しなければならない状況に陥っている空地は180箇所あるそうです。空家も空地も、迷惑なものとならないように、地域で整備し、活用できる制度を作ることが望まれます。