ネット鎌倉の政策発表会を開催しました

 

 3月16日、市議選に向けて、神奈川ネット公認候補者3人の政策発表会を行ないました。発表に先立ち、世田谷区長の保坂展人さんに、世田谷区のエネルギー政策について講演をしていただきました。

 脱原発を掲げて当選した保坂さんは、まず、徹底した省エネルギーを実践し、電力購入をPPSに切り替えたことで、年約6500万円の経費削減に成功したそうです。次なる施策は、電力の自由化をにらんで、地域で作られたクリーンエネルギーの共同購入システム作りです。多少高価でも素性確かな電気を購入したいと願う区民の声に着目した、電気を選択できる新たなエネルギー政策について話していただきました。

 福島原発事故からの復旧は、まだまだ先が見えません。福島は他人事ではありません。我がことに置き換えれば、危険が払拭できない原発によるエネルギー政策から、一刻も早く脱却しなければならないのは明らかです。それには強い意志と柔軟な発想が必要です。世田谷区のように、地域から国を揺さぶる動きを各自治体で作っていくことが必要だと感じました。環境を破壊し人の命を脅かす原発には反対です。

 私は、良好な環境でなければ、子育ても福祉も人のつながりも可能なものとはならないという考えの元、鎌倉が直面しているごみ問題と緑保全、高齢者福祉について発表しました。今回の市議選では、「未来につなぐ働き・暮らし」を神奈川ネットのテーマとしました。今後、子育て支援や若者の就労支援、防災対策等についても、街頭やニュースでお知らせしていきます。